企業連携事業「農産物バーチャル商談会」の実証実験に取り組んでいます

凸版印刷(株)と藤井寺市とともに、「農産物バーチャル商談会」の実証実験に取り組んでいます。

「農産物バーチャル商談会」とは、生産者(農家など)が装着するスマートグラスから送られる現地(農場など)の映像を、遠隔地のタブレット端末上にリアルタイム表示し、スマートグラスの映像を通して生産者がこだわりポイントをプレゼンし、加工者(飲食店主など)がタブレット上で欲しい農産物を選んで購入することができるものです。

農産物の生産者の中には、せっかくこだわって栽培した農産物も少ロットであるため、売り先に困っている方が増えているそうです。
一方で、ハレマチフジイデラに参加いただいている飲食店には、こだわりの農産物を使用した商品を提供したいと考えている方が大勢いらっしゃいます。
このような状況において、生産者と飲食店をマッチングさせることで、互いにとってWin-Winな関係を築くことができれば、という思いから、本事業に協力することになりました。

現在、実際に仕入れるまでの仕組みを検討している段階で、今後は本事業でつながった農家さんの農産品を使った商品をイベント等で販売・提供する予定です。
新しい農家さんとの出会いにより、ハレマチフジイデラをはじめ藤井寺市内で新たな相乗効果が得られることを期待しています。

なお本事業は、凸版印刷(株) が 「インバウンド・観光の再生」分野においてコーディネーターを務めておられる 「大阪スマートシティパートナーズフォーラム」 の取り組みの一環として実施されているもので、藤井寺市との協力のもと、ハレマチフジイデラも参加しています。

 

***

 

第1回は、7月28日(水)に太子町のロマンティック農園との商談会を実施しました。

タブレット端末を通じて直接、生産者さんとやり取りができるので、農産物のこだわりや育て方など知らなかったことを知ることができ、また生産者さんを身近に感じることができました。

第1回商談会の様子は市のホームページにも掲載されました。
https://www.city.fujiidera.lg.jp/soshiki/shiminseikatsu/kankou/13141.html

 

第2回は、8月24日(火)に羽曳野市の七彩ファームとの商談会を予定しています。